こんにちわ。50代の娘の“するよ”です。
お母さんの足の爪切りの介助を、行いました。
圧迫骨折でコルセットを着用し、かがめないので、仕方ないです。
でも老眼の私。
よく見えないので、傷つけないか不安です。
そこで、電動爪削りを使いました。
結果は、すごく簡単で早くできて、便利でした。
やすりや、爪磨きもついているので、滑らかにする仕上げも簡単でした。
今回は、介助で使ったけど、自分でする爪切りにも、役立つと思います。
右手の爪切りとか、難しいですよね。
電動爪削り。とても便利です。オススメします。
高齢者
家族の爪切りの介助に 自信がない。
手が不器用、目が見えにくいなど、爪切りが難しい。
病院や高齢者施設で、約30年間働いています。
高齢者の爪は、厚いので、お手入れが難しいですね。
自立していても、爪の状態が悪い高齢者は、多いです。
足のトラブルに、気づかない人も多いです。
ひどくなって、爪の変形や足の傷で歩けなくなる人もいます。
だから、親の爪のお手入れをして、足の状態を把握する事は、大切です。
上記の商品を使用しました。
ハサミやナイフのような刃物ではなく、やすりが回転して爪を削る機械です。
皮膚を切る心配が少ないので、安心して使用できました。
付属のアタッチメントに、粗い目から細かい目までのやすりがあります。
仕上げまで電動でできるので、お手入れの時間も短縮できます。
脊椎圧迫骨折で体幹コルセットをつけると、足の爪切りは難しくなる
お母さんの場合、骨粗しょう症で腰椎の圧迫骨折になってしまい、胸から骨盤までのコルセットで、背骨を固定しました。
かがめないので足の爪切は、自分でできなくなりました。
自分で爪切りが難しくなったら
子供が遠方に住んでいるなど、家族の援助が難しい人はどうしたら良いのでしょうか?
ネイルサロン、皮膚科の病院、デイサービスの中には、爪の整えをしてくれるところがあります。
この記事では、家族が介助して爪の手入れをする方法を紹介します。
爪切の介助は、難しい
高齢者の爪切りの介助は、とても難しいです。
年をとると、爪自体が、厚くなるし、割れやすいからです。
皮膚のたるみが指先にもあって、爪切りで挟みやすいです。
爪が変形して、皮膚に食いこんだりします。
皮膚が角質化して、爪か皮膚か、わかりにくいです。
認知症のため、介助中に動いてしまうこともあります。
そのため、プロの介護職が行っても、出血などが生じることがあります。
例1: 認知症のため、爪の手入れ中に対象者が急に動いてしまった。
例2: 皮膚が角質化して、肥厚した爪との境界がわからず、用心してやすりで削っていたが、血行のある皮膚から、血がにじんでしまった。
足の指の変形があると、爪を見て確認したり、やすりなどの道具を使う空間がなくて、難しいです。
爪のお手入れの介助は、緊張します。
お母さんは、変形や麻痺がないので、家族で対応できます。
介助者の要因
介護者も老眼で見えにくい。(40才代以上が多い)
皮膚を傷つけないか怖い。
介助の姿勢が苦しい。
介助者は、 床に座ったり、しゃがみ姿勢なので 、手早く爪のお手入れをすませたいです。
爪切りを失敗すると
失敗して、足の皮膚を切ってしまうと、痛いし治りにくいです。
こじらせて、感染すると、手術が必要になる場合があります。
血液サラサラの薬を飲んでいるので、血が止まりにくいです。
爪の手入れに電動爪削りは、役立つ
爪の手入れの頻度は、個人差があります。だいたい、1~3週間に 1回が目安です 。
変形があり、少しづつ削る場合、 週 に1回が多いです。
たびたびおこなう必要があるので、電動爪削りを持っていると便利です。
老眼の人、手先の細かい動きが難しくなった人が、自分で爪の手入れをする時も、役立ちます。
電動の爪削りは、感染予防のため一人で1台を所有する
水虫など感染の予防のために、爪削りは、 一人で1台を専用に使いましょう。
(使用後に、機械の消毒が難しいからです。)
介助して、電動爪削りで足の爪を整える方法
電動爪削りで、足の爪を整える方法を紹介します。
介助される人は、安定した椅子に座りましょう。
ひじ掛けがついている椅子が、良いです。
爪をお手入れする足を足代にのせて、介助者が楽な姿勢で行いましょう。
爪は、無理せず、少しずつ削りましょう。
準備
爪を整える介助の前に、照明や椅子、足台を準備しましょう。
部屋を明るくする。または、手元の照明などを準備する。
安定して楽な姿勢で行えるように工夫する。
例:背もたれと肘おきのついた椅子に座る。足台を準備する。
マスクをつける。
やすりをかけると、爪の粉が散るので、吸わないため。
道具を準備する。
電動爪削り、やすり、新聞紙、
ウエットティッシュ、温かいお絞りなど
爪を整える前に足を温める
足浴や入浴後は、爪が柔らかくなり、整えやすいです。
かわりに、蒸しタオルで足を温めるてもよいです。
温めると気持ちいいので、リラックスして恐怖感がやわらぎます。
爪を整える際のポイント
電動爪削りを使います。
皮膚と爪の堺を確認しながら、少しづつ削りましょう。
仕上げに爪のザラザラした所を、細かい目のアタッチメントで滑らかにします。
終了後に、手を丁寧に洗う事は、大切です。
(白癬菌などの、感染症予防のためです。)
電動爪削りで、爪を整えている写真
①
下に、足のつま先を高くするように、台を置いています。
爪の粉が散るので、新聞紙を敷いています。
②
電動爪削りで、爪を整えています。
少しずつしか、削れないので、頻回に、爪の手入れをしたほうが楽です。
③
荒い目のやすりの部品に付け替えて、細かい所を整えます。
④
爪磨きの部品に付け替えて、爪をツルツルにします。
青いやすりは粗く、白いやすりは細かい目です。
爪がツルツルになって、靴下が引っかからないよ❤
【まとめ】高齢な家族の足を確認して、爪を整えてあげよう
自立していても、足の爪の手入れができない高齢者は、多いです。
トラブルがあっても、感覚がにぶいため、気づかない人もいます。
足の感染や傷は、治りにくいです。
足のトラブルで、歩けなくなることも、あります。
そのため、高齢な家族の足を、確認しておきましょう。
初めてのお客さんの入浴介助の時、足の爪が皮膚に食い込んでいました。本人は、気づいてなかったです。
髪型もきれいで、おしゃれな人が、足が汚れていて、悪い状態なことがあります。
要支援、要介護の人は、ケアマネージャーに相談して、訪問や通所サービスで整えてもらう。
ネイルサロンや、福祉ネイルサービスを利用する。
変形がひどい場合は、皮膚科か形成外科の病院を受診する。
家族の介助で爪を整えるには、電動爪削りが便利です。
爪を整える介助は、身体に触るので、親子のふれあいの時間になりました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。